過去に住⺠の憩いの場として町によって整備されたものの、今ではほとんど利⽤されることがなくなった「みんなの森」を再び⼈々の⼿に返そうと、立木に仏教では聖数とされる33 体の仏像を彫り、地域や⼈々の活⼒ある未来を祈る場として制作されたのが《達仏》です。

立木にじかに彫られているため時間の経過とともに木が成長し、刻々と33体の仏像の見え方が変わっていきます。この先「達仏」がどのように変化していくのか誰にもわかりません。今年の「達仏」と来年の「達仏」は違った作品なのです。

西野達のほとんどの作品は展覧会終了後に解体されるため、「達仏」はパブリックコレクションによる常設展示作品としては日本で唯一、世界ではフランスのナントに次いで2箇所目となります。

制作協力 森英顕

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